ひたすら自分と向き合う

不得意ってのも個性だからね

こんにちは、朋子です。

 

何度か書いていますが、

私は楽器が好きです。

 

去年からエレキベース

最近はドラムを始めました。

 

今日ベースを弾いていて

気づいたことがあります。

 

気づいたというか、

これは自分でもわかっていたことを

ベースを通して

改めて「再確認」した、

という感じですね。笑

そのことについて書いてみます。

 

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ベースという楽器を始めてみて

わかったことは、

 

この時にこの音を弾く、という

基本の音(コード)はあるとしても、

 

どういうリズムで弾くか、

どういう音の組み合わせで弾くか、

 

それは

弾く人とバンドの雰囲気に合わせて

自由にやっていいんだよ、的な、

とても自由度の高い楽器なんです。

 

例えば基本の音が「ド」だとしたら

ドソで引くかドミソで弾くか、

オクターブで弾くか、

どういうリズムで弾くか、

シャッフルするのかしないのか。

 

それは

あなたがかっこいいと思える弾き方で

弾いていいですよ、

みたいな。笑

(もちろんバンド全体との調和が

 一番大事だけどね)

 

それがベースの魅力であって、

創造的・独創的に弾きたい人にとっては

ここが

めっちゃ楽しいとこだと思うんだけど、

 

 

…私、そういう、

「自由にやっていーよ」

みたいなの、

 

 

苦手なんですよ。笑

 

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ピアノも

フルートも

クラリネットも、

今までやった楽器は

ほぼクラシックだったから

まず楽譜通りに弾く、吹く。

 

そんで、

そこからちょこっとアレンジ。

 

この、

「ちょこっとのアレンジ」

 

これが楽しいんですよね。

 

楽器に限らず、

仕事でも何でもそうなんだけど、

 

「こんな感じでお願いしたいなー」

「こんなイメージでやりたいなー」

っていう

 

ある程度の大枠が決まっていて、

その範囲内でできることをやる。

 

というのが好きなんです。

 

 

今日、ベースの先生から

「この曲、

コードだけ見て、

あとは好きに弾いてみて下さい」

って言われて、

 

・・・

ものすごく

気分が悪くなった。

・・・笑

 

いや、ほんっとに

具合が悪くなった。笑

 

 

何もないゼロのところから、

まっさらのところから、

最初っから、

 

「好きにやっていーよ!」

「自由にやっていーよ!」

って言われると、

 

すっごい困っちゃう。

ほんとに困っちゃう。

 

 

これ、逆の人もいるんですよ。

 

まっさらのところからだと

張り切って独創的にやれるんだけど、

 

「こんな感じで」って

枠を決められちゃうと

とたんにやる気を失って

自分らしさを出せなくなっちゃう人。

 

こういうのって、

人それぞれあるし、

あって当然だと思うんですよ。

 

得意なやり方、

不得意なやり方。

らしさを出せるやり方、

らしさが消えちゃうやり方。

 

こういうのはその人の

特性・気質だから、

上手くいくほうで

やればいいだけのことであって、

 

苦手なところを

無理して頑張ったり

苦手なことを

自分で責めたりする必要は

全然ないと思うんです。

 

はい、以前の私なら

こういう時、

確実に自分を責めてましたよ。

 

「自分で好きなように

弾いていいって言われて

弾けないなんて、

全然だめじゃん!」

ってね。

 

今日の私も、

一瞬はそう思いかけたけど、

いやいやいや!

私が悪いんじゃなくて、

これは私の特性だから!

別にいいんだよ!

って、考え改めました。笑

 

ベース初心者の私に、

好きに弾いていいですよとか、

それは先生が無謀でしょ!

 

まず楽譜通りに弾くのが

楽しいんだから、

まずそっからでしょ!!

 

…って、

先生のせいにしましたよ。笑

 

何かができなかったり

失敗したり

上手くできなかったりした時、

つい自分を責めてしまいますよね。

 

もちろん

反省することは大事だし、

苦手でもやってみよう!って

チャレンジすることも大事。

 

だけど、

必要以上に自分を責めたり

無理することないと思う。

 

人には必ず、

誰にでも、

得意・不得意・特性・気質

というものがあるのだから、

 

自分がやりやすい、

自分が得意なやり方で、

能力を発揮できるやり方で、

楽に、楽しくできる方法で

やればいい。

 

苦手なことは

「そういうの苦手なんです」

って言って

得意な人にやってもらえばいい。

得意な人が必ずいるから。

 

そんなふうに思った

今日のベースの一コマでした。

 

だから私はまず楽譜通りに弾いて、

そこから

「ちょこっとのアレンジ」を

楽しんでいきます!笑

 

今日も読んでくれてありがとう(*^^*)