ひたすら自分と向き合う

北海道と東京、それぞれのエネルギー

こんにちは、朋子です。

東京から北海道に帰省しています。

3年ぶりです。

私は40歳手前までずっと北海道にいたので

こちらの空気、気候、エネルギーを肌で感じると

やはり身体中の細胞で懐かしさを感じて

ホッとします。

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新千歳空港から札幌へ向かう道路、景色

全てが愛おしく、懐かしく、血が騒ぐ。w

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北海道の実家で両親とのんびり過ごす時間。

畑でとれた野菜を使って3食のごはんを作り、

割としっかり食べる生活です。

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穏やかでのんびりした

この何でもない生活自体が

両親にとってとても幸せなんだろうな、

というのが見ていてよくわかります。

 

母は庭仕事をして畑の野菜を採って、

縫い物をしてご飯を作る。

父はピアノ、蕎麦やうどん、パン作り、

打ちっぱなし、散歩、皿洗い。

2人でスーパーに買い出しに行き

温泉や公園の散歩に行く。

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父が定年退職してから

毎日の「生活」というものを

2人でじっくり味わっている感じがします。

 

夫婦ってそれぞれだから

こういうのが理想の夫婦だとも思ってないし

「とある夫婦の形」として

客観的に見ているのですが、

お互い好きなことをして

お互いやりたいことを尊重して

干渉もしないというスタイルは

いいんじゃないかな?と思いました。

 

私のほうはというと、

東京の生活も

暑いこと以外は結構気に入っていますが、

 

北海道に来るとやはり

東京との土地のエネルギーの違いと

自分のエネルギーの変化を感じます。

 

東京にいると

人と土地のエネルギーが混沌としていて

いい意味で「カオス感」を感じ、

そのエネルギーに乗っかっているせいなのか、

「やりたいことを思う存分やりたい」

という気持ちが大きくて、

時間さえあれば

ドラムや歌やヨガの練習に行きたいし

カフェでひとりの時間を過ごしたいし

買い物したいとか思うし

聴く音楽もボカロ曲だったり

うるさい曲を聴いたりする。

 

北海道にいると不思議と

東京にいる時のような欲が出ないんです。

 

夏も暑い時期は短くて

蝉があまりいないので静かで過ごしやすく、

散歩して空を見上げると綺麗な空で

眺めてるだけで何だか満足だし

公園を散歩するだけで

澄んだ空気から元気をもらえる。

音楽もほとんど聴かない。

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北海道に住んでいた頃は日常で普通に見ていた

緑や空や空気の綺麗さを改めて細胞で感じて、

エネルギーと満足感をもらって

それだけで満たされる。

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そもそも実家の近所には

音楽スタジオやカラオケや

ヨガスタジオがないから

行こうと思わないだけかもしれないけど、

 

やはり

「土地のエネルギー」というのが

関係しているような気もします。

 

…そんなことを考えながら

私の中で出た結論。

 

私が北海道から東京に来たことも

来たタイミングも

もう全てが完璧だったな、と。

 

東京に来てからは

もちろん気候も生活も友達も

大きく変わり、

 

何より私は東京に来てから

自分のなさを痛感することになり、

2016年あたりから

「生き方」を変えました。

他人中心から自分中心に切り替えたのです。

このブログを始めたのは2017年で、

他人軸から自分軸への私なりの切り替え方を

ここに毎日書いていたのです。

 

これが私にとって人生の転機でした。

考え方、生き方を変えるには

やはり東京に行く必要があったんだと思う。

 

ずっと北海道にいたら

平穏ではあるけど変化がなく

親や世間の言うことを

自分の意見だと勘違いして

自分がないまま生きていたと思う。

 

東京というカオスの中で揉まれながら

自分を再構築する必要があった。

 

だから東京に来たこと自体、

私の成長に必要なことだったし

私の魂が起こしたことだと思うし

ベストタイミングだったと思うのです。

 

東京に行ったからこそ

生き方を変える転機が来て、

楽器やうたなどの音楽を再開し、

仲間に恵まれて

今のわたしが在る。

 

そして今のわたしだからこそ

北海道に帰省すると

北海道の良さを肌で感じられるし

東京の暮らしも大好きだと言える。

そんな私、最高じゃないか!

 

だから

私を成長させてくれた東京の生活も

私は大好きだなぁと

北海道でしみじみ思うのです(^^)

 

朋子