ひたすら自分と向き合う

封印してきた歌の解放。

こんにちは、朋子です。

 

本当は好きだし
やってみたいんだけど

出来る訳ないとか
一度やったけどうまくいかなくて
やめてしまったとか

そういう思いが強すぎて
手を出せないものって
人それぞれ
何かしらあると思うんです。

私にとってのそれは
「うた」でした。

20代の頃に
ボイトレに数か月通いましたが、

他の生徒さん達がみんな上手過ぎて
急に自分の歌が恥ずかしくなり
歌えなくなりました。

うたはもう一生歌わなくていいと
思っていました。

それが1年前、
たまたま募集していたボイトレの
グループレッスンがあり、

意を決して入りました。

相当の覚悟が必要でした。

 

当たり前ですが
ボイトレなので
声を出さなきゃいけない。

自分の声と歌を
自分で聴く羽目になる。

どうなるんだろう。
楽しめるのか?
不安しかありませんでした。

 

ですが、
なぜボイトレのグループレッスンに
入ろうと思ったかというと

このボイトレでやることは
音程だの喉の使い方だの
そういうことではなくて、

 

その前の段階の
一番大事なところ、

●気持ちよく声を出す

●自分の声を身体で感じる

●自分の声を好きになる

というところを
徹底的に教えてくれるという
ボイトレだったからです。

 

そのボイトレのおかげで
自分の声に慣れてきて

いい先生と仲間にも恵まれて

やっと
「歌う楽しさ」というところに
行き着くことができたのです。

こうして文章にしてしまうと
とてもあっけないのですが、

これ、
私にとっては
かなり大きいことです。

封印していた「好きなこと」を
また楽しめるようになったのですから!

やっとここまで来れた…!
という感動がありました。

 

とにかく嬉しくて、

2か月のボイトレが終わってからも
ひとりで近所の区民館に行って
声を出して、

もっと自分の声を好きになりたいな
もっと歌えるようになりたいな

と思いながら、
教えてもらった「倍音声明」
という声出しをした後、
好きな歌を歌いました。

 

今年に入ってからは
敷居の高かった「ひとりカラオケ」に

生まれて初めて行きました。

 

これが楽しすぎて、
週一回は行くようになりました。

そして歌っている動画を
instagramに投稿しました。

この「歌を投稿する」ということも
自分の歌が人目に触れる怖さがあり
かなり迷いましたが、

歌えるようになった自分を
自分の記録のためにも
投稿しておきたいと思ったんです。

 

そしたら先日、
歌の投稿を見てくれた友人から
連絡が来ました。

「コンサートで一曲歌わない?」

 

な、なんと

友人主催のコンサートで
歌わせていただくことになったのです。

人前で歌うのはまだ早いと思いつつ、
「やります!」って
すぐ返事をしている自分がいました。

 

やりたいと思えるということは
自分の歌への否定がなくなった
ということで、
それが一番嬉しいのです。

(↓練習風景)

冒頭で書いたような、

「本当は好きだし
やってみたいんだけど

出来る訳ないとか
一度やったけどうまくいかなくて
やめてしまったとか

そういう思いが強すぎて
手を出せないもの」

 

これをやるのって
最初は本当に怖いし
不安しかないのですが、

勇気を出してやってみると
こんな素敵な展開が
待っていてくれるんだなって
思ったんです。

 

プレゼントですよね、
自分自身からの!
「やってくれてありがとう」
だと思うんです!

 

皆さんにも
もしそういうのがあるのなら、
最初の一歩を応援したいです。

きっと、大丈夫です!


私のうたはまだ始まったばかりで
まだまだ伸びるし
伸びしろしかないと思ってるので
これからも楽しく
歌っていこうと思っています。

朋子